Preventive Maintenance
医療法による法的要件
医療機関には、医療法により「医療機器の保守点検は、その性能を維持し、安全性を確保することによって、疾病の診断、治療等が適切に行われることを期待して実施されるものであること」(医薬品医療機器等法 第2条8項)と保守点検が義務付けられています。保守点検は医療機関でも行えますが、メーカーに委託いただくこともできます。(医療法第15条2)その場合、保守点検の実施に加えて点検記録も報告されます。
点検の種類
点検(定期的な実施を推奨)
保守点検をご依頼をいただきますと、機器に対して専門的な知識と技術を持つ当社サービスエンジニアによって、劣化部品の交換ならびに機器の調整を行い、機器の清掃も行います。
オーバーホール
将来的に故障が予測される部品を交換、ならびに機器の調整と普段の保守点検では手の届きにくい機器内部の清掃を行います。機器の使用開始から5年経過後の実施を推奨しています。
点検作業の流れ
- お客様からのご依頼
- お客様からお電話などでのご連絡、あるいはサービスエンジニアが修理などでお伺いした際に保守点検のご依頼をいただきますと、どのような保守点検を望まれるか、想定されている予算などをお聞きし、お客様のご要望に応じて準備を進めます。
- 機器状態の確認
- お客様からのご依頼をいただき、サービスエンジニアが現地に赴いて機器の状態を確認させていただきます。状況によっては電話での確認や、過去の修理履歴からの検証で済む場合もあります。
- お見積り
- 機器の状態を確認させていただき、どのような保守点検を施すか評価します。それをもとに保守点検に要する時間と費用、交換が必要な部品などを当社よりご提示いたします。ここからもお客様のご要望をお聞きし、それにあった内容でお見積りを作成させていただきます。
- 点検日程の調整
- お客様の業務に差し支えのない日時を中心に、機器の保守点検を実施する訪問日程を設定いたします。保守点検に要する時間は機器の種類、また機器の状態によっても異なります。ご要望がございましたら、サービスエンジニアにお申し付けください。
- 点検実施
- ご調整をいただきました日時にあわせてお客様へ訪問し、保守点検を実施いたします。まれに保守点検中に、新たな問題が見つかる場合もあります。その際はご相談のうえで、柔軟に対応させていただきます。
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