Preventive Maintenance

点検

当社ではお客様のご要望に応じて機器の保守点検を実施いたします。機器の頻繁な使用や長期間の使用による部品の劣化、磨耗などが生じて、初期の性能を維持することが困難となり、突発的な故障を誘発します。信頼できるデータを得るためには、機器の定期的な保守点検は欠くことができません。正しい情報が得られることで最適な治療を実施いただく。このことは医療従事者にとってはもちろん、患者様にとってもとても有益なことです。当社はお客様のご予算とご要望に応じた点検プランをご提案させていただきます。

点検の意義

医療機器の故障を予防

医療機器の故障を予防

機器の保守点検を実施したうえで部品の劣化や摩耗により、不具合のある部品が見つかりましたら、当社がお客様に代わって作業を行い、交換します。これにより、医療機器の故障を予防できます。万一、機器に故障が発生すれば、復旧までの間に大切な時間を失いかねません。保守点検を行うことで故障によるダウンタイムを防ぐ、あるいは軽減でき、お客様の大切な時間を患者様のためにお使いいただけます。

女性スタッフが装置の中のネジをドライバーで調整している様子

医療機器の信頼性の担保

医療機器の信頼性の担保

医療機器は使用する時間や稼働期間の長さ、あるいは使用方法などにより、部品の劣化や摩耗を招く恐れがあります。そうなれば機器は本来の性能を発揮することができません。機器本来のパフォーマンスを維持するためにも、保守点検は必要な項目です。保守点検によって機器の信頼性を保つことで、患者様に信頼性の高い、安定したデータを提示いただけます。

装置を使って分析を行っている様子

医療法による法的要件

医療機関には、医療法により「医療機器の保守点検は、その性能を維持し、安全性を確保することによって、疾病の診断、治療等が適切に行われることを期待して実施されるものであること」(医薬品医療機器等法 第2条8項)と保守点検が義務付けられています。保守点検は医療機関でも行えますが、メーカーに委託いただくこともできます。(医療法第15条2)その場合、保守点検の実施に加えて点検記録も報告されます。

点検の種類

点検(定期的な実施を推奨)

男性と女性が笑顔で装置について話している様子

保守点検をご依頼をいただきますと、機器に対して専門的な知識と技術を持つ当社サービスエンジニアによって、劣化部品の交換ならびに機器の調整を行い、機器の清掃も行います。

オーバーホール

装置の中のネジをドライバーで調整している様子

将来的に故障が予測される部品を交換、ならびに機器の調整と普段の保守点検では手の届きにくい機器内部の清掃を行います。機器の使用開始から5年経過後の実施を推奨しています。

点検作業の流れ

お客様からのご依頼
お客様からお電話などでのご連絡、あるいはサービスエンジニアが修理などでお伺いした際に保守点検のご依頼をいただきますと、どのような保守点検を望まれるか、想定されている予算などをお聞きし、お客様のご要望に応じて準備を進めます。
お客様からのご依頼
機器状態の確認
お客様からのご依頼をいただき、サービスエンジニアが現地に赴いて機器の状態を確認させていただきます。状況によっては電話での確認や、過去の修理履歴からの検証で済む場合もあります。
機器状態の確認
お見積り
機器の状態を確認させていただき、どのような保守点検を施すか評価します。それをもとに保守点検に要する時間と費用、交換が必要な部品などを当社よりご提示いたします。ここからもお客様のご要望をお聞きし、それにあった内容でお見積りを作成させていただきます。
お見積り
点検日程の調整
お客様の業務に差し支えのない日時を中心に、機器の保守点検を実施する訪問日程を設定いたします。保守点検に要する時間は機器の種類、また機器の状態によっても異なります。ご要望がございましたら、サービスエンジニアにお申し付けください。
点検日程の調整
点検実施
ご調整をいただきました日時にあわせてお客様へ訪問し、保守点検を実施いたします。まれに保守点検中に、新たな問題が見つかる場合もあります。その際はご相談のうえで、柔軟に対応させていただきます。
点検実施

お問い合わせ

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